空閑俊憲の日記

PurpleTaraPress © Toshinori Kuga,2008-2014

ジェイムズ・ナックトウェイはやはり来ていた

世界でなにか大悲劇が起こるとジミーはすぐ飛んで行く。命がいくらあっても足らないなあとかれの友人たちの誰もが思っているが、報道写真家とはそんなものなのだろう。ヒマラヤの登山家も同じような宿命を抱えて生きている。ジミーはやはり被災後すぐに日本に来ていた。かれの写真はいつものようにタイム誌に発表されている。
http://lightbox.time.com/2011/03/17/devastation-james-nachtweys-pictures-from-japan/#17
日本の報道とは違った直裁な眼、津波の爪痕が生々しい。
私はかれから写真集をもらっている。裏表紙に「スピリチュアルな友、トシへ」と書き込んでくれた。もらったときは嬉しいが、中を覗くとぎょっとした。戦争の写真集だった。
 かれは数年前に世界でも最も大きな賞、テッドアワードを受賞している。確か賞金は25万ドルくらいだったはずだ。
http://www.ted.com/talks/james_nachtwey_s_searing_pictures_of_war.html
私も好きな生き方を選んでいるが、ジミーよ、命だけは落とさないでほしい。
今月の29日に護国寺被災で亡くなられた方々の法要のためダライラマ法王が来日される。かれから多額の寄付金もあったと聞く。
私は今は沈黙して、物事が収束することを祈りたい。

写真上:タイム誌からJames Nachtwei の東北関東大震災の写真
写真下:ニューヨークのかれのロフトで数年前撮影