空閑俊憲の日記

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チベット音楽史

護国寺 チベット祭 5月1日ー6日

一世紀に二人出るか出ないかという美声のチベット人女性歌手、パッサン・ドルマが来日します。トシクガとの七年ぶりの日本公演が楽しみです。沖縄三線の友情出演もあります。

《パッサン・ドルマのチベット音楽史上の位置》 空閑俊憲

《パッサン・ドルマのチベット音楽史上の位置》前回二度にわたり『ナムゲ伝説』を綴りましたが、最後に次のようなエピソードを付け加えておきましょう。 ナムゲはラサにあるツクラーカン(チョカン寺)に沿った道をよく歩いていました。ツクラーカン参拝に来…

<ナムゲとその女性歌手たち> 空閑俊憲

<ナムゲとその女性歌手たち> アチョ・ナムゲには二人の女性歌手が連れ添っていました。シミ(猫)とポロ(鴉)。どちらもあだ名ですが、写真と照らし合わせると、なるほど上手く名づけたものだと笑ってしまいます。(写真右端がシミ、左端がポロ)シミは猫…

<アチョ・ナムゲ伝説> 空閑俊憲

<アチョ・ナムゲ伝説> アチョ・ナムゲを語るのは、絵師、写楽について語るのと同じように難かしく、謎に包まれています。絵本や映画になりそうです。アチョ・ナムゲは今日まだ生きていれば、おそらく百十幾歳になるでしょう。私のチベット音楽の師匠、サン…